断捨離してたら、最近着てない服がいっぱい出てきたんだけど、なんとなく元の場所に戻しちゃった……。


だめよ!着なくなった服は処分するべきなの。


どうして?


じゃあ今日はその話をしよっか。着なくなった服を放置していると、人生損するのよ。


なんだって!?それは聞いておかなくちゃ!

皆さんは着なくなった洋服を、そのままクローゼットにしまいこんでいないでしょうか。放置していると、思いもよらないところで損をしてしまうかもしれません。

ここでは「捨てられない人」必見の、着なくなった洋服を処分するべき3つの理由と、得する処分方法3つを紹介します。

INDEX
  1. 着なくなった洋服を処分するべき3つの理由
    1. ほこりが部屋にたまる原因になるから
    2. おしゃれの楽しみを半減させるから
    3. あなたの「輝き」を奪うから
  2. 着なくなった洋服をお得に処分する3つの方法
    1. 似合いそうな人にタダであげる
    2. リサイクルショップ・フリマアプリで売る
    3. 雑巾として活用する
  3. まとめ

着なくなった洋服を処分するべき3つの理由

女性イメージ

まずは着なくなった洋服を処分するべき3つの理由について説明します。これを読めば、今すぐにでもクローゼットを整理したくなるはずです。

ほこりが部屋にたまる原因になるから

洋服にはほこりが

ほこりは空気中のチリや、窓や玄関から入ってくる細かな砂、食べ物のカスやティッシュなどの紙類、髪の毛などが絡まり合ってできていますが、洋服から出る細かな糸くずもほこりの素になります。

そのため着ていない洋服をずっとクローゼットの中にしまいっぱなしにしているということは、むやみにほこりをため込もうとしているのと同じなのです。

ほこりをため込むと、ダニの住処になったり、ゴキブリのエサになったり、アレルギーの原因になったりと、全くもって良いことなし。だから着なくなった洋服は置いておかずに処分したほうがいいのです。

おしゃれの楽しみを半減させるから

半減するイメージ

色々な洋服を持っていたほうが、気分によって着るものを変えたり、組み合わせを工夫したりと、おしゃれを楽しめる。そう考えている人も多いかもしれません。しかし実は、必要以上に選択肢が多いと、むしろおしゃれの楽しみは小さくなってしまうものなのです。

事実、コロンビア大学のシーナ・アイエンガーによる実験によれば、人は選択肢が多くなりすぎると、選ぶこと自体を諦めてしまう傾向があることがわかっています。

つまり洋服がありすぎるクローゼットでは、洋服を選ぶのが面倒になり、「まあ、いつものでいいか」と考えるのをやめてしまう。すなわち、おしゃれの楽しみが減ってしまうのです。

逆に言えば、着なくなった洋服を処分することで選択肢をある程度減らせば、洋服が選びやすくなります。結果、おしゃれの楽しみを取り戻せるというわけです。

あなたの「輝き」を奪うから

悩む女性

着なくなった洋服の処分をおすすめする最大の理由がこちらです。

皆さんのクローゼットに眠っている着なくなった洋服は、いつ買ったものでしょうか。人は2年、3年と生きるうちに、多かれ少なかれ変化していくものです。

洋服は得てして「自分の外側に着るもの」と思われがちですが、裏を返せば「自分の内面の一番外側」。したがって内面に変化があれば、着たいと思う洋服や似合う洋服も変わって当然です。

にもかかわらず、もう着なくなった洋服を放置して、今の自分に一番似合う洋服のためのスペースを無駄遣いしていたら、必然的に本来持っているあなたの輝きは失われてしまいます。

だから着なくなった洋服には別れを告げて、今の自分を輝かせてくれる洋服をお迎えするべきなのです。

着なくなった洋服をお得に処分する3つの方法

丸を持つ女性
どうせ処分するのであれば、お得に処分したいもの。以下ではそのための方法を3つ紹介します。

似合いそうな人にタダであげる

フリーサイコロ

一番おすすめの方法がこちらです。ポイントは「似合いそうな人に」と「タダで」の部分です。

想像してみてください。もしあなたが友人などから「この服もらってくれない?」と言われた時、明らかに自分に似合わない洋服だったらどう思うでしょうか。「押し付けられた」と思うのではないでしょうか。

少しでもそう思った場合、きっとあなたはその洋服を着たいと思わないはずです。結局その洋服は捨てられるか、もしくはクローゼットの奥底に押し込められたままになるでしょう。

それだけでなく、「あの人は自分に要らないものを押し付けた」という印象が残ってしまい、人間関係にも支障が出る可能性さえあります。だからこそ「この服、あの人に似合いそう!」というポジティブな理由が必要なのです。

しかしここで「この服、○○○○円でもらってくれない?」と言うのは得策ではありません。というのも、お金と交換に洋服を譲った場合、それは結局のところ売買取引になってしまうからです。

例えば3,000円で売買取引をした場合、洋服を受け取った側の印象は「3,000円の服を買った」になります。しかしタダで譲った場合、洋服を受け取った側の印象は「自分に似合う服をプレゼントしてもらった」になるのです。

確かにお金は手に入りません。でもその代わり、きっと人間関係は深まるはずです。だからこそ、大切な洋服ほど、それが似合いそうな大切な人にプレゼントすることをおすすめします。

リサイクルショップ・フリマアプリで売る

洋服と電卓とお金

リサイクルショップやフリマアプリで洋服を売って、そのお金で今着たい洋服を買うのもおすすめです。

もちろん買った時よりも売値は安くなります。しかし例えば10着の洋服を売ったお金で新しい1着を買うことで、クローゼットをより洗練させられる、という大きなメリットがあります。

リサイクルショップに売りに出すときは、お店選びが大切です。ポイントは「自分の持っている服をメインに扱っているお店」を選ぶことです。

たいていのリサイクルショップは、ブランドを問わず買い取ってくれます。ただし、以下のようなケースでは、どうしても買取金額が安くなる傾向があります。

・そのブランドが、お店の端っこに数着しか置かれていない。
・ブランド名のPOPが店内にない。 など

そのため、より高い値段で買い取って欲しい場合は、自分が売りたいブランドがショーケースに並べられていたり、大きなPOPが掲げられていたりするお店を選ぶようにしましょう。

また、大切な洋服だから時間をかけてでも納得のいく値段で売りたい、という人にはフリマアプリもおすすめです。ただし、メルカリで価格交渉に応じずに高く売るたった4つのマル秘テクニックで紹介しているように、フリマアプリできっちり売り切るためには手間暇がかかります。

したがって、フリマアプリを利用する際は、出品する洋服をあらかじめ吟味するようにしましょう。

雑巾として活用する

洋服は雑巾にできる

たくさん着た洋服の中には、リサイクルショップで値段をつけてもらえないケースも少なくありません。しかし、お気に入りの洋服を衣類ゴミとして捨てるのは忍びない、という人も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめしたいのが、雑巾として再利用する方法です。第一に、たくさん着てくったりした布地はよく水分や汚れを吸い取るので、雑巾としてかなり重宝します。

第二に、繰り返し使うことでさらに布地にアジが出てくるので、文字通り「最期」まで全うさせてやることができます。

この時のポイントは、裁ちばさみで切り分けた後、端などにミシンをかけて補強しておくこと。耐久性が上がるので、より長く使うことができます。

まとめ

わー!クローゼットがすっきりして、なんだか心まできれいになったみたいだよ。


ファッションは内面を映すものでもあるしね。定期的に入れ替えが起きて当たり前なのよ。


うんうん、これからは気をつけるよ。

心の余裕がないと、新しいチャレンジや出会いを受け入れられないように、クローゼットの余裕がなければ、新たに着たいと思える洋服と出会っても「洋服はたくさん持っているし」とスルーしてしまいます。

だからこそ、いつも素敵なあなたでいるためには着なくなった服は処分する必要があるのです。ここで紹介した3つの方法のうち、自分に合ったものを選んで、捨てられない人を卒業しましょう。