粗大ごみの処分ってめちゃくちゃお金かかるんだね……。


え?自治体の収集センターに依頼したら、かなり安くで処分できるでしょ?


なにそれ!知らなかった!


まあ、家の近くの収集場所まで自分で運ぶ手間と労力はかかるんだけど……。


それくらいならなんともないよ!おじいちゃんじゃないんだから……。


次粗大ごみを処分するときのために、今日は自分にあった粗大ごみの処分方法を紹介しておこうか。


とほほ……よろしくお願いするよ〜。

引越しや家具・家電の買い替えなど、粗大ごみの処分はそう頻繁にやるものではありません。

そのため、粗大ごみを安く処分する方法や手間をかけずに処分する方法を知らずに、ネットで調べて目についたやり方で処分してしまいがちです。

必要以上に処分料金を支払ったり、労力や時間をかけたりしたくないのであれば、自分の目的に合った方法で処分をするのがベスト。

そこで今回は不要な粗大ごみを賢くお得に処分する方法をご紹介します。

INDEX
  1. そもそも粗大ごみってどんなものを指すの?
  2. 粗大ごみをお得に処分する方法・手間がかからない処分方法
    1. 一番安い処分方法は「ごみ処理施設への持ち込み」
    2. 低コストで手間も比較的かからない「自治体収集センターへの収集依頼」
    3. 一番楽&スピーディな「不用品回収業者への依頼」
  3. まとめ

そもそも粗大ごみってどんなものを指すの?

粗大ゴミ

粗大ごみの処分方法について解説する前に、そもそも粗大ごみとはどういったものを指すのか、ということを理解しておきましょう。

粗大ごみの定義は、実は自治体によって微妙に変化します。

しかし概ね「一般的な家庭ごみよりも大きいもの」と「一時的に出る大量のごみ」が粗大ごみに分類されます。

例えば東京都大田区では、粗大ごみを以下のように定義しています。

粗大ごみとは、家庭から出る一辺の長さがおおむね30cmを超える家具、寝具、電気製品などの大型ごみをいいます。
引用:大田区

大阪市の粗大ごみの定義は以下のようになっています。

粗大ごみとして収集するものは、家庭の日常生活から出されるごみで、最大の辺または径が30cmを超えるもの、あるいは棒状で1mを超えるものです。

また、家庭の引越しや大掃除などで一時的に多量に出されるごみについても、粗大ごみで収集します。
引用:大阪市

福岡市の場合はかなりシンプルで、以下のように定義されています。

粗大ごみとは,家具や家電製品などで,指定袋に入らない大きさの物です。
引用:福岡市

これだけ定義が違うため、大阪市では粗大ごみとして扱われないものが、福岡市では粗大ごみとして扱われる、という事態も十分起こり得ます。

自分がこれから処分しようとする「ごみ」が粗大ごみに当てはまるのかどうかを判断する際は、自分の住んでいる地区の自治体ホームページから確認するようにしましょう。

粗大ごみをお得に処分する方法・手間がかからない処分方法

笑顔の女性

自分が処分しようとする「ごみ」が粗大ごみだということがわかったら、次は「どう処分するか」を考えます。

粗大ごみの処分方法は大きく次の3つがあります。

・ごみ処理施設への持ち込み
・自治体収集センターへの収集依頼
・不用品回収業者への依頼

以下ではセミダブルもしくはダブルの大きめのスプリングマットレスを例にとって、この3つの処分方法について知っていきましょう。

一番安い処分方法は「ごみ処理施設への持ち込み」

タンスを運ぼうとする男性

「ごみ処理施設への持ち込み」に向いている人

一つ目の処分方法は「ごみ処理施設への持ち込み」です。

この方法に向いているのは、とにかく安く処分したい人で、かつトラックなどの運搬用の車が調達できて、かつその車に粗大ごみを積みこめる人です。

処分までの流れ

ごみ処理施設に持ち込んで粗大ごみを処分するまでの流れは以下の通りです。

予約に関しては電話や各自治体ホームページを通じたインターネット申し込みなどの方法があります。

電話での申し込みはその場で色々と質問できて便利ですが、ごみ処理施設の営業時間内にしか申し込めないというデメリットがあります。

仕事が忙しくて時間が取れないという人には、インターネット申し込みがおすすめです。

料金の目安

ごみ処理施設に持ち込む場合、料金は粗大ごみの重量にしたがって計算されます。

この場合の料金は地域や自治体によって変動があります。例えば大きめのスプリングマットレスの重量が25kgだった場合、地域別の処分料金は以下のようになります。

・東京都大田区:2,000円(品目によって免除(無料)又は減額あり)
・大阪市:180円
・福岡市:280円

自治体ごとの料金は各自治体のホームページで確認することができますが、先ほど示した図の流れにしたがって問い合わせをすれば、窓口などで教えてもらうこともできます。

「ごみ処理施設への持ち込み」の注意点

下記の8項目は大阪市がホームページに掲載している、ごみ処理施設に粗大ごみを直接持ち込む場合の注意点です。

・持込みは1日1回1台です。(4トン車までに限ります)
・ダンプ車以外の車両で持込む場合は、2人以上で搬入してください。
・ごみの飛散・落下防止のため、シートをかぶせるなどして運搬してください。
・此花区及び福島区以外の区から舞洲破砕設備へ搬入する際は、阪神高速湾岸線を通行してください。
・持込みできない物が発見された場合は、持ち帰りを指示します。
・車検証をご持参ください。
・破砕処理施設へ持込む場合は、木製家具などの可燃性の粗大ごみとスチール製本棚や自転車などの不燃性の粗大ごみを、混載(積合せ)して一度に持込むことはできません。
・可燃性の粗大ごみと不燃性の粗大ごみは、分別して、別々の日に持込んでください。
引用:大阪市

こうした注意事項は、これまで見てきた通り、自治体によって細かな違いがあります。

そのため必ず自治体のホームページや問い合わせ窓口などでルールを確認したうえ、それに沿って持ち込むようにしましょう。

メリットとデメリット

ごみ処理施設に持ち込む場合のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット ・料金が最も安い。
・スケジュールに融通がきく。
デメリット ・運搬用の車や人手が必要。
・自治体によって注意しなければならない点がいくつかある。

最大のメリットは料金の安さ、最大のデメリットは運搬用の車や人手が必要なところだと言えます。

僕は車を持っていないから、この処分方法は難しそう……。


車を持っている友達とかはいないの?


うん。僕の周りはみんな持っていないね。料金が安いのは魅力的だけど、別の方法を考えたほうがよさそうだ。


OK、じゃあ次の処分方法に行ってみよう!

低コストで手間も比較的かからない「自治体収集センターへの収集依頼」

電話する女性

「自治体収集センターへの収集依頼」に向いている人

必要な費用と手間のバランスが一番良い処分方法が「自治体収集センターへの収集依頼」です。

この方法に向いているのは、自治体から指定された場所まで粗大ごみを運搬できる人で、かつ収集依頼に必要な手間が苦にならない人です。

処分までの流れ

自治体収集センターへの収集依頼をかけて粗大ごみを処分するまでの流れは以下の通りです。

問い合わせに関しては電話やファックス、各自治体ホームページを通じたインターネット申し込みのほか、最近はLINEで手続きができる自治体も増えています。

ごみ処理施設に直接持ち込む場合と同じで、日中は忙しくて問い合わせの時間が取れない人はインターネットやLINEを通じた問い合わせがおすすめです。

また電話での問い合わせの際は、粗大ごみの種類や数、サイズを質問されますので、事前にメモを作っておくとスムーズです。

料金の目安

ごみ処理施設に直接持ち込む場合の料金は10kg単位で決められていますが、自治体の収集センターに依頼をする場合は品目ごとに料金が決まっています。

例えば大きめのスプリングマットレスなら、以下のような具合です。

・東京都大田区:2,000円
・大阪市:1,000円
・福岡市:1,000円

ご覧の通り、同じ品目でも自治体によって料金が大きく変わる場合があります。

「ややこしいなあ」と思うかもしれませんが、実は心配する必要はありません。

なぜなら粗大ごみの種類や数、サイズなどを調べていれば、電話やインターネット、LINEで申し込みをする際に「どの粗大ごみにいくらかかるか」を詳しく教えてくれるからです。

ただし、ごみ処理施設に直接持ち込むよりはどうしてもお金がかかってしまうという点だけは、あらかじめ知っておきましょう。

「自治体収集センターへの収集依頼」の注意点

下記の5項目は大阪市がホームページに掲載している、自治体収集センターへの収集依頼をする場合の注意点です。

・品目によって収集時間が違う場合があります。
・申し込んでいないもの、手数料券が貼られていないもの、手数料が不足しているものは収集できません。
・寝具類等はかさばらないように束ねて出してください。
・石油ストーブは灯油を完全に抜き取り、電池をはずしてから出してください。
・品目は、解体しても解体前の料金を徴収します。ただし、品目によっては、あらかじめ解体してから出していただくものがあります。
引用:大阪市

自治体によって様々なルールが設けられているため、あらかじめ電話やホームページなどで注意事項をよく読んでおきましょう。

メリットとデメリット

自治体収集センターに収集依頼をする場合のメリットとデメリットは以下の通り。

メリット ・持ち込みよりも高いものの、安価な料金で処分できる。
・料金システムがわかりやすく、かつ先払いなのであとから追加料金がかかることはほとんどない。
・事前に電話さえしていれば、それ以上のやりとりが必要ない。
デメリット ・指定した日、場所に合わせて、自分の手で粗大ごみを運ばなければならない。
・申し込みから最短でも数日以上の期間が空いてしまうため、急ぐ場合には不向き。
・粗大ごみのサイズによっては小さくしなければならない場合がある。

この処分方法の最大の魅力はやはり、お金もそこまでかからず、手間もそこまでかからないというバランスの良さです。

料金を安く済ませたいものの、車がないなどの都合でごみ処理施設への持ち込みができない人には、この方法が一番おすすめです。

なるほど!僕はこの方法がいいかも!でも、毎日仕事で忙しい人だと、こういう手間もなかなかかけられないね……。


そうね。そんな人の場合は、次の方法がおすすめよ!

一番楽&スピーディな「不用品回収業者への依頼」

「不用品回収業者への依頼」に向いている人

とにかく手間をかけたくない、という人におすすめしたいのが「不用品回収業者への依頼」です。

文字通り電話一本で全てが完結するうえ、自分に都合のいい日時を指定して粗大ごみを引き取ってもらえるので、普段忙しい人でも手軽に粗大ごみを処分できます。

処分までの流れ

不用品回収業者に依頼して粗大ごみを処分するまでの流れは以下の通りです。

不用品回収業者に正確な見積もりを出してもらいたければ、そのために必要な情報を事前に調べ、電話などでの問い合わせの時にしっかりと伝えておくことをおすすめします。

【必読】不用品回収の前に!問い合わせ時に伝えておくべき9つの事に不用品回収業者が正確な見積もりを出すために必要とする情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

料金の目安

大きめのスプリングマットレスであれば7,500〜1万円程度が目安となります。

ただし不用品回収業者の料金は業者によって大きく違いがあるので、より安く済ませたい場合は相見積もりをとって比較検討する必要があります。

「相見積もりをとるのが面倒」という人は、リサイクルページを活用すれば、どんな業者がどれくらいの料金で引き取ってくれるのかが一目でわかります。ぜひ活用してください。

「不用品回収業者への依頼」の注意点

不用品回収業者に依頼する際の注意点は大きく2つあります。

一つは違法な不用品回収業者に依頼しないことです。

不用品回収業者の中には「最初は無料回収と言っていたにもかかわらず、荷物を積み込んでから高額な請求をしてくる」などの違法な業者が存在します。

こうした業者に捕まらないようにするためには、消費者側が賢くなるしかありません。

違法な不用品回収業者ってどういう人たち?見極めるポイントをご紹介でどういうところを見ればいいのかを解説していますので、業者選びをする前にチェックしておいてください。

もう一つの注意点は、不用品回収業者には回収できないものがあるという点です。

というのも不用品回収業者はあくまで「まだ使えるけど要らないもの」を回収する業者です。

そのためメンテナンスや修理をしても売り物にならないようなものに関しては、回収できないのです。

もし「それはウチでは回収できません」と言われた場合は、ここまで説明してきた2つの方法のうちいずれかの方法で処分することになります。

不用品回収業者に依頼する際は、あらかじめこの点を理解したうえで問い合わせをするようにしましょう。

メリットとデメリット

不用品回収業者に依頼する場合のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット ・電話一本で運び出しから処分まで、全て請け負ってもらえる。
・回収日時を自分都合で指定できるため、スケジュールに融通がきく。
デメリット ・料金が一番高くつく。
・業者選びを間違えると、違法行為の被害者になる可能性がある。
・使用感が大きいもの、破損や故障がひどいものは、回収してもらえない場合がある。
・業者によって料金にばらつきがあるため、比較検討が必要。

コストや料金が高くつくぶん、手間がかからず、スケジュールの自由度も高いというのがこの処分方法の特徴です。

他の方法ではいつまでたっても粗大ごみが片付かないという人にはおすすめの方法です。

まとめ

僕は車を持っていないから、ごみ処理施設への持ち込みはハードルが高いけど、体力はそれなりにあるから不用品回収業者に依頼しなくても自治体収集センターへの収集依頼で十分だったんだな……。


そうそう、粗大ごみの処分はそんな感じで自分の目的や状況にあった方法を選ぶのがポイントよ。次回から気をつけてね。


は〜い。

粗大ごみを処分するときは、自分の目的や状況にあった方法を選ぶことで、必要以上にお金を払ったり、手間をかけたりせずに済みます。

詳しくは住んでいる自治体のホームページや、近隣の不用品回収業者のホームページを見てみてください。