食品を長期保存するための冷蔵庫は、一人暮らしや家族の人数に関わらず一般家庭に無くてはならない家電の1つ。冷蔵庫を買い替える時期というのは、生活をガラッと変える重要な時期です。

冷蔵庫を開ける女性

今回は、冷蔵庫の買い替え・処分が必要になったときに役に立つ情報をご紹介していきたいと思いますので、これから買い替えのタイミングが来ているという方は参考にしてみてはいかがでしょうか?
しっかりと準備することによって1万円以上もお得に買い替えすることもできます。

今までは正常に利用できていたが急に、冷却機能が弱くなっている、定期的にブーンという変な音が鳴るようになったなど、冷蔵庫に動作不良が出たときにあらためて冷蔵庫の有難みを感じるという方も多いのではないでしょうか。

冷蔵庫の寿命は一般的に、8年~9年です。もちろんメーカーによっては更に長持ちするようなものもありますが、家電量販店で販売されている冷蔵庫の大半はこの認識だと思って良いと思います。

この寿命を裏付けるのは、メーカーの修理保証期間です。
「補修用性能部品の最低保有期間」が9年間と設定されているので、メーカーとしても9年という長い期間使ったら、何かしらの動作不良は出るものと考えられています。

コンブは、普段使っている冷蔵庫の寿命を知ってた?

も、もちろん・・・!! し、知ってたよそんなこと・・・

使っている冷蔵庫の寿命を把握して、適切なタイミングで買い替えする必要があるんだよ。時期によって、料金面でも1万円以上もお得だからね!

そうなんだ! 使い始めてから、一般的に、8年~9年が寿命なんだね。覚えておくよ!

INDEX
  1. 冷蔵庫を買い替えるときに、得をする時期ってあるの!?
  2. 引越しのタイミングでの買い替えは、引越し前と引越し後どっちがお得?
    1. 引越し前に、冷蔵庫を買い替えるメリット・デメリット
    2. 引越し後に、冷蔵庫を買い替えるメリット・デメリット
  3. 冷蔵庫を買い替え・処分するときに絶対知っておいたほうが良いこと!
  4. まとめ

冷蔵庫を買い替えるときに、得をする時期ってあるの!?

冷蔵庫処分の予算や日程って?

365日24時間稼働する働き者の冷蔵庫ですので、使用する中で、何かしらのトラブルが発生することは必ずあると思います。

一般的な寿命8年~9年が来なくとも、「冷却機能の低下」、「ファンやコンプレッサーの騒音」、「水漏れ」などが発生した場合には買い替え時であると考えて良いでしょう。

新たに購入する冷蔵庫は少しでも良いものを、できるだけ安く購入したいですよね?

ここが是非覚えていただきたいポイントとしては、冷蔵庫の新製品は一般的に10月~11月に出てくることが多いと言われています。お店としては、この時期が来る前に旧モデルとして残っている在庫を減らしたい状況である場合が多いでしょう。

そのため、8月下旬~9月にかけて一般的な家電量販店の冷蔵庫の値段は下がると言われています。もちろん店舗の在庫状況にも左右される部分ですが、新製品の導入は、家電業界全て共通の時期なので、どの店舗でも安く、良い冷蔵庫を購入できる時期と考えてよいでしょう。

実際にこの時期に家電量販店を見て回ると、値札には大きな赤文字で書かれた「大特価」という文字を見ることができると思います。この値札は、既に安くなっている料金なので、これ以上の値引きをしてくれることは少ないので値引き交渉はできない場合が多いですが、8月下旬~9月にかけては、他の時期に比べて格安で冷蔵庫を購入することが可能です。

ねぇねぇ、コンブ?冷蔵庫の値段が安い時期は分かったかな??

8月下旬~9月が安いんだよね。やっぱり安い時期に購入するとお得感があっていいよね~

そうそう。家電量販店で値札を見れば一目瞭然、驚くような価格に値引きされてることもあるからね~

そ、そうなの!? この時期は予定を入れずに家電量販店に行ってみようかな(^^♪

引越しのタイミングでの買い替えは、引越し前と引越し後どっちがお得?

処分のタイミングに悩む女性

引越しのタイミングで、家電を買い替えるという方は多いのではないでしょうか。

他の家電なら話は別なのですが、冷蔵庫は重くて持ち運びが大変です。引越し業者に移動してもらう場合でも別途追加料金がかかるほど大がかりな移動になります。

そこで1つの疑問がでてきます。引越しの時期の冷蔵庫の買い替えでは、「引越し前」と「引越し後」どちらにするのがお得なのでしょうか?
それぞれ、メリット・デメリットが存在しているので、最終的には自身でどちらが良いのか判断をする必要があるのですが、どちらが冷蔵庫をお得に買い替えできるのかという点に注目して見ていきたいと思います。

引越し前に、冷蔵庫を買い替えるメリット・デメリット

メリット:新しい冷蔵庫をスムーズに使用開始できる。現住所で新たな冷蔵庫の配送、古い冷蔵庫の処分ができるので安心感がある。
デメリット:引越し当日にスケジュールを合わせることで、引越し代金に掛かる冷蔵庫の運搬料金を減らすことができる可能性がある。

引越し後に、冷蔵庫を買い替えるメリット・デメリット

メリット:今まで使用していた冷蔵庫を安心して新居でも使用開始できる。
デメリット:引越し業者に冷蔵庫を運んでもらうことが必要なので、引越し代金が高くなる可能性がある。引越ししてから冷蔵庫の買い替え作業が発生するので、別途支出が増える。

引越し時の事情にもよりますが、少しでも費用を削りたいのであれば、やはり「引越し前」の買い替えで、古い冷蔵庫は業者に引き取ってもらうのがベストですね。
引越しのタイミングで古い冷蔵庫の処分、新しい冷蔵庫を新しい住所への配送をすることで作業を軽減させることができるだけではなく、お金の面でも削減していくことができますね。

引越しはスケジュールを組むのが大変だけど、できれば引越し前のタイミングで冷蔵庫を買い替えるのが良いね!

そっかぁ!忙しい時期かもしれないけど、うまく予定を組めるといいんだね~。

冷蔵庫を買い替え・処分するときに絶対知っておいたほうが良いこと!

商品開発現場イメージ

冷蔵庫を買い替えようと考えたときには、古い冷蔵庫を処分する必要があります。

処分に際して冷蔵庫は“家電リサイクル法”の対象品目になっているので、リサイクル料金を支払う必要があります。
冷蔵庫の容量が170L以下、171L以上によって料金は異なりますが目安として3600円~4600円程度かかると考えておくと良いでしょう。

冷蔵庫の回収方法は、家電販売店に依頼をして、「料金販売店回収方式」と「料金郵便局振込方式」のお支払い方法から選択する形になっています。いずれにしても回収してもらうための運搬費用(販売店により異なりますが5,000円程度)+リサイクル料金で1万円近くのお金が飛んで行ってしまうことも覚悟が必要です…

そこで注目したいのがリサイクルショップです。

処分費用を少なくするどころか、査定結果によっては思わぬ臨時収入につながることも少なくありません。
基本的に使用年数5年を境に買取不可となっている店舗もありますが、その場合でも無料で引き取ってもらえる可能性がありますので、前途の処分よりは格段にお金をかけることなく処分することが可能です。

また、製造から5年を経過した冷蔵庫や、壊れてしまった冷蔵庫は不用品回収業者に依頼することで早く安く処分できることがありますので、いくつかの不用品回収業者に電話で問い合わせてみると良いでしょう。
回収代金の相場は4,000円〜6,000円程度と、販売店に比べ格安で処分できます。

【不用品回収業者の選び方についてはこちらをご覧ください→良心的な業者を選ぶために知っておきたい事

コンブー!“家電リサイクル法”についてはわかったかな?

うんうん。ただ捨てるだけじゃなくて、何かとお金がかかるんだね・・・それにしてもくるりはリサイクルのこと詳しいんだね!!!

そうなの! わたしリサイクルショップの店長だからね(笑)

そうだったね!ごめん、ごめん…。

まとめ

冷蔵庫の清掃

冷蔵庫の買い替え、処分についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

買い替えのタイミング、処分の方法によって、無駄な出費を減らすことが可能ですし、場合によっては臨時収入を得られることもあるのです。

新しい冷蔵庫を購入するオススメの時期としては、8月下旬~9月頃です。店舗の在庫状況によっては大幅な値下げが行われることも珍しくありません。
さらに、古い冷蔵庫の処分にリサイクルショップを活用すれば、余計にかかる処分費用を浮かせることにもつながります。
事前にこれらの情報をチェックしておくだけで、1万円以上もお得に冷蔵庫を買い替えることだって可能です。

これから冷蔵庫の買い替えを検討されている方は、参考にしていただければ嬉しいです。

コンブ!冷蔵庫の買い替えについて勉強できたかな?

うんうん。新しい冷蔵庫の買い替え時期と、処分の方法が大切なんだよね。

そうだね!どうせだったら良いものをお得に買い替えたいから、事前に情報収集することが大事だよ。

わかったー!僕も色々勉強してみよっと!くるり、いつも教えてくれてありがとうね~