部屋が、部屋が、圧迫されているー!


き、急にどうしたのよ?


圧迫されているんだよ、キャンプ用品に!


なんでまたそんなことに?


去年の秋口に思い立って買い揃えたんだけど、いざキャンプに行くとなると面倒になってそのままになってて……。


あー、なるほど。でもキャンプ用品なら、今が売り時よ?


え、そうなの!?

コロナ禍で人が集まる場所に出かけづらくなったこともあり、キャンプに興味を持つ人が増えてきています。しかしその影響でキャンプ用品を買い揃えたものの、意外と使わなかったという人もちらほら……。

また昔はよくキャンプに行ったものの、家族の状況の変化に伴い、すっかり行かなくなった、という人も多いのではないでしょうか。

そうなってくると、キャンプ用品は家の中のスペースを占拠するだけの邪魔ものになってしまいがち。そこでおすすめしたいのが、キャンプ用品の買取サービスです。

以下ではまず、中古品が高値で取引される人気ブランドや買取してもらえるキャンプ用品の種類など、基礎的な知識を解説。さらには、できるだけ高く売るための2つのルールを紹介します。

今人気のキャンプ用品ブランドは?どんなものが売れるの?

まずは基本的な知識として、人気のキャンプ用品ブランドと、どんなものなら買い取ってもらえるのかについて解説します。

キャンプ用品の4大人気ブランド

キャンプ用品の4大人気ブランドは、mont-bell、snowpeak、THE NORTH FACE、Patagoniaです。

ブランド名 概要
mont-bell 日本のアウトドア総合メーカー。比較的安価なものから、本格仕様の高価なものまでをバランスよく取り揃えている。中古市場では、特にハイグレードな商品が人気。
snowpeak 日本のアウトドア総合メーカー。オートキャンプのパイオニアで、焚き火台やテント・タープのほか、アウトドアファッションの提案にも積極的。同社の製品は基本的に中古市場でも人気。
THE NORTH FACE アメリカのアウトドアメーカー。中古市場ではハイグレードのウィンドブレーカーやフリースジャケットなど、ウェアが人気。
Patagonia アメリカのアウトドアメーカー。THE NORTH FACEと同じく、中古市場ではハイグレードのウィンドブレーカーやフリースジャケットなど、ウェアが人気。

キャンプ用品なら「どんなものでも」売れるの?

キャンプ用品の買取条件は、お店によって変わります。ただし、キャンプ用品買取の専門店などになると、キャンプ用品ならたいてい買い取ってくれるようです。

例えばウェアはもちろんのこと、登山靴やタープ、テントやバックパック、スノーシューにGPS、調理器具やクーラーボックス、釣具や釣り小物まで、実に様々な品物を扱っているところもあります。

また、近年のキャンプブームでキャンパーの中には「他の人と違うものが使いたい」という思いから、廃盤品などをピンポイントで狙って探している人も増えてきています。

そのため、ヴィンテージと呼べるほど古いものでも、まだ現役で使えるのであれば、定価以上の値段がつくこともあります。

しかし、だからといって、どんなものでも買い取ってくれるというわけではありません。

例えば食器類やアンダーウェアのほか、ガスボンベや熊除けスプレーなどの消耗品、完全に壊れていて使えないものなどは、買取対象外とするところが多いようです。

とはいえ手入れすれば使えるのか、もう直せないのかは素人には判断しにくいもの。迷ったら直接お店に聞いてみることをおすすめします。

キャンプ用品をできるだけ高く売るための2つのルール

どうせ売るなら高く売りたいもの。そこで続いては、キャンプ用品をできるだけ高く売るための2つのルールをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

ルール1:キャンプ用品買取の専門店を利用する

キャンプ用品はウェアにしろ、登山靴やバックパック、テントなどのギアにしろ、傷や汚れがつきやすいものですが、多くの商品は耐久性に優れているので、多少の傷や汚れがあっても問題なく使い続けられます。

しかし、キャンプ用品に詳しくないお店では、そうした傷や汚れを正しく評価できず、必要以上に査定を下げられてしまう可能性が高くなってしまいます。

このような事態を防ぐには、キャンプ用品買取の専門店を利用するのが一番です。

専門店であればキャンプ用品に詳しいスタッフが査定してくれるため、傷や汚れがあっても「キャンプ用品としてしっかり使えるかどうか」という観点から、正しく評価してもらえるのです。

近年は宅配買取などを実施している専門店も増えてきています。「近所にそんなお店ないし」と諦めずに、信頼できるお店を探してみてください。

ルール2:買取の基本三原則+αを理解する

一般的な中古品は、傷や汚れがあると大きく販売価格が下がるもの。一方で、キャンプ用品の場合、多少の傷や汚れがあっても、一般的な中古品のようには値崩れしません。

とはいえ、キャンプ用品とはいえ中古品は中古品。査定基準の基本は同じです。したがって、

きれいに 汚れやニオイなど、自分できれいにできる部分はきれいにしてから買取に出す。
揃えて 付属品などがある場合は、すべて揃えてから買取に出す。
早く売る ヴィンテージ品などを除き、基本は新しいものの方が高値がつきやすい。だからできるだけ早く買取に出す。

この三原則はキャンプ用品でも変わりません。できるだけ高く売りたいのであれば、まずこの三原則を守りましょう。

ただし、キャンプ用品に特有のポイントがあります。それはシーズン性です。例えばウェアや寝袋などは、四季によって使用するものが大きく変わります。あるいはスノーシューなどの季節が限られるギアもあります。

こうした商品は、シーズンの1〜2ヶ月程度前に買取に出すことで、最も高値で売ることができます。

シーズン前にキャンプ用品を整理してみて、もし今年も使いそうにないのであれば、そのタイミングで査定してもらうのが一番賢いやり方と言えるでしょう。

まとめ

これから秋冬のキャンプシーズンがやってくるから、売るならまさに今なんだね!


そうね、どうせ物置に眠らせているんだったら、一度専門店に持ちこんでみてもいいかもね。


よし、早速キャンプ用品をまとめてくるよ!

「いつか使うかも……」で使わないキャンプ用品を放置してしまっている人も多いでしょう。

しかしキャンプ用品も日々進化しているので、1年、2年、3年と経てば今よりもっと便利で使いやすい商品が登場します。それなら今使わないものは、今使いたい人の手に渡ったほうが良いと考えることもできます。

もしどうしようか迷っているのなら、売るという選択肢を一度じっくり検討してみてはいかがでしょうか。意外と大きな臨時収入になるかもしれませんよ。