快適な睡眠を実現するベッドですが、サイズが大きければ大きいほど購入時の搬入や処分が大変な家具でもあります。

部屋の中を運ぶ際には壁にぶつけないように注意が必要ですし、なにより1人で運搬することが難しいですよね。

今回はそんなベッドを賢くお得に、そしてスムーズに処分する5つの方法を紹介していきます。
不要なベッドの処分にお悩みの方はぜひご参考ください。

バネが入ったりしていて、大きくて重たいベッドも多いんだよね。
処分となると困ることも多いよね…。
今回は、ベッドを処分する5つの方法を紹介するよ。
いざと言う時のために、知っておいて損はなさそう♪


ベッドを処分する6つの方法

ベッドの処分方法は大きく分けて5つあります。

・自身でゴミ処理場に持ち込む
・粗大ごみとして出す
・引越し業者や買い替え時の販売業者に処分依頼をする
・リサイクルショップや不用品回収業者に引き取り、もしくは買取依頼をする
・ジモティーやメルカリなどフリマアプリやオークションサイトなどを利用する

基本的な考え方として、自身で運び運搬できるならゴミ処理場へ持ち込む、運べるが運搬できない場合は自治体の粗大ゴミセンターを利用する、運べない場合や急ぎの場合はリサイクルショップや不用品回収業者を利用するという流れとなります。
また、ベッドに限ったことではありませんが、1辺が30cmを越える不用品については、通常の自治体にゴミとして回収してもらうのではなく、粗大ゴミとして適切に処分しなければなりません。

持ち込み

地域で決められているゴミ処理場へ自身で持ち込むというのがベッドを処分する上で最安値となりますが、ベッドの運搬は少々ハードルが高いかもしれません。

自治体に収集依頼

持ち込めない場合は、自治体の粗大ゴミ収集を依頼することになり、「粗大ゴミ収集センター」を利用することになりますので、住所氏名、ベッドの大きさ、収集日時などを決めた上で「粗大ゴミ処理券」の負担をして処分してもらう形となります。ベッドを処分する際はこの方法が一般的で、手間と費用ともに大きくはかからないので、あまりにも大きく重いベッドや組み立て式の複雑なものなど、特殊なものを除くと非常にオススメできる方法です。

引越し業者や販売業者

引越し業者や買い替え時の販売業者に処分依頼をする方法は、事業者によっては処分代金が無料またはサービスしてくれる可能性があります。しかし、基本的にはどちらの事業者も自社まで持ち帰り、最終的には不用品回収業者に依頼することとなる場合が多いです。そのため引越し業者などは特に処分品があるとお見積もり金額が高くなってしまう場合がありますので注意が必要です。

リサイクルショップや不用品回収業者

リサイクルショップ、不用品回収業者については、基本的には出張費用や搬出費用といった手数料がかかります。状態の良いベッドや高級ベッドについては、手数料以上の買取金額が付く可能性もありますが、多くの場合「取りに来てもらってお金ももらえる」ということは少ないと考えておくと良いでしょう。しかし、組み立て式のものをバラしたり、あれこれと手間をかける必要性がないので、時間的猶予がない方やお忙しい方にはもっともスムーズに処分できる方法といえるでしょう。

フリマアプリやオークションサイトなど

最後に、ジモティーやメルカリなどのフリマアプリ、オークションサイトですが、需要がありそうなベッドについては、金額が付いたり無料で処分できる可能性も出てきます。出品や発送の手間をかけられる方や、時間的猶予がある方は出品してみるのも1つの手段です。特に「〇〇市内なら無料で持っていきます」など相手の手間が省ける場合は、買い手貰い手がつくことが多いので、ご自身で搬出・運搬ができる場合はもっともお得に処分できるといえます。
 
自身で運び運搬できるならゴミ処理場へ持ち込む、運べるが運搬できない場合は自治体の粗大ゴミセンターを利用する、運べない場合や急ぎの場合はリサイクルショップや不用品回収業者を利用するという流れがベッド処分の基本形と覚えておくと良いでしょう。

処分にかかる費用

ベッドは、処分に際して「粗大ゴミ処理券の料金」「搬出費用」「作業手数料」などの項目で費用が発生することが多いです。
処分する方法によってかかってくる費用が異なりますので事前の確認が重要です。

自身でゴミ処理場に持ち込む

運搬に関する費用は掛かりませんが、持ち込み時に処理手数料というものが掛かります。償却手数料、埋め立て手数料などといくつか項目がありますが、簡単に言うと重さを計量し、kg数によって処分料金が決まります。10kg130円~200円など非常に安価な処分費用となるのが特徴的です。

粗大ごみとして出す

粗大ごみとして、自治体のサービスを利用する場合、「粗大ゴミ処理券の料金」の負担が必要となります。手数料シールと呼ばれるようなもので、処分する品目によって料金も異なります。シングルベッドで1,000円前後ダブルベッドで2,000円前後など、ベッドの大きさによって収集費用が異なります。また、各自治体によって設定している価格が異なりますので、事前に受付センターへ確認しましょう。

引越し業者や買い替え時の販売業者に処分依頼をする

ベッドの買い替え等で、処分費用がかからないこともありますが、通常の処分費用においては運搬、手数料込みでシングルマットレスの場合3,000円〜10,000円前後で処分してくれるところが多いようです。もちろん家具販売店、寝具販売店によって価格は異なりますので、事前の確認は必須です。

リサイクルショップで引き取り、もしくは買取依頼をする

一定の条件が整っている場合、買取金額が付いて買い取りをしてもらえる可能性がありますが、基本的に無料で持って行ってもらえたらラッキー程度の認識でいたほうが無難です。シミや汚れ、臭いがある場合はもちろん、新品が数万円程度の低価格帯ベッドや数年間使用したベッドなども買取対象ではない場合が大半です。中古のベッドに需要が少ないことと、大きく場所をとること、運搬の手間などが主な理由です。

不用品回収業者に引き取り、もしくは買取依頼をする

リサイクルショップと同様に、状態が良かったり再販できるものについては買取金額が付く場合がありますが、搬出や運搬の人件費や出張費など経費が大きくかかりますので、状態が良く再販できそうだとしても無料での引き取りが多いです。基本的にはシングルで6,000円〜8,000円程度の費用がかかることが多いです。

ジモティーやメルカリなどフリマアプリやオークションサイトなどを利用する

使用するアプリやサイトによって条件は多少異なりますが、出品時にオークション形式で価格を付け販売するものとなりますが、もし無料でも良いので引き取り手を募集したいという場合は、数百円という安価な価格で設定することで、ベッドをお得に処分できる可能性があります。

処分において6つのパターンを紹介してきましたが、ベッドについては知らない方が使用したものということで需要が少なく、買取金額が付くケースは限られていますので、無料で処分できればラッキー程度に考えておくのが良いでしょう。

需要が少なくて大きいから、ベッドは思ったより買取が難しいのよね・・・。
手間と時間を考えて処分方法を選ばないといけないね。

処分時の注意点

家具の中でも最大クラスの大きさとなるベッドは、処分に困る家具の1つですので、処分時にも注意が必要な点がいくつかありますので、紹介していきます。

・ベッド搬入時に床や壁を傷つけないように慎重に運ぶ
・エアーベッド、ウォーターベッドなどについて内部の空気や水を抜いたうえで運ぶ
・安易に分解すると内部のバネでケガをする可能性がある
・サイズの大きい、重たいベッドについては一人で運搬せず、複数人で運ぶ

以上のような点に注意が必要です。
処分するものだからといって、安易な気持ちで運ぶと家の中に傷をつくってしまったり、最悪の場合ベッドの重さによってケガをしてしまう恐れもありますので、注意しましょう。

この点を含め、自身で運ぶことが困難である場合には、リサイクルショップや不用品回収業者のサービスを利用してプロに依頼することも大切ですので、リサイクルページを参考にするのも有効です。

全国の不用品回収業者やリサイクルショップを掲載していて、料金の比較や複数の業者へ一括見積もりが可能なサイトがリサイクルページです。不要なベッドの処分にお困りの方はぜひ一度ご覧ください。
売ると捨てるを一括比較♪リサイクルページ

ベッドは家具の中でも大きさも重さも最大級だから、移動させるのは注意が必要よ。
普段動かすことが無い物だから、床に傷がついてしまわないように慎重に作業しなければいけないんだね…。
家族で協力して作業できるならいいけど、一人暮らしの場合には業者に依頼するのが一番スムーズね。
なるほど、リスには難しいから僕の場合は誰かに頼むことになりそう!

まとめ

ベッドを処分する方法を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

ベッドは処分に際して、最も安価な処分方法としては、自身でゴミ処理場に持ち込むことですが、一人で運搬できるかどうかが基準となり、難しい場合にはベッドを処分してくれる業者への依頼をすることが、スムーズな処分につながります。

リサイクルショップ、不用品回収業者については、メーカーや状態によっては買取金額がつくこともありますが基本的には買取金額が付かないことが多く、状態が良くても無料での引き取りまたは有料での引き取りとなるパターンがほとんどです。

他の方が使用したベッドは中古需要が低かったり、大きく重いので運搬費用や人件費がかかるということで、ベッドに関しては買取金額が付くケースが少ないため、やはり無料で処分できれば御の字と考えておくのが良いです。

ベッドの処分について紹介してきたけど、どうだった?
処分が大変な家具だから、処分してくれる場所と料金について知れてよかった!
一人で無理をすると家の中に傷ができたり、最悪の場合ベッドの重さでケガをしてしまう恐れもあるからね注意が必要だよ。
そうだね、ベッドのサイズと重さによっても処分方法を決めるのも良いかもしれない!