twitter引用画像:ツイッター

FacebookやmixiをはじめとするSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が群雄割拠する中、コンビニ・スーパーなど、数多くの小売店企業がアカウントを作り、集客をしているSNSは「ツイッター」です。

例えば、セブン-イレブン・ジャパンの公式アカウントは250万人を超えるフォロワー数で、コンビニ業界でトップを誇っています。
ユーザーに親しまれ、集客率、リピーター率、好感度を上げるために有効なツイッターの活用術をご紹介します。

INDEX
  1. 1.「ユーザーの目を惹くツイートをする」5つの方法!
    1. 1. インパクトのあるツイートをして拡散してもらう
    2. 1.2 日常にまつわるツイートもする
    3. 1.3 ハッシュタグ(#◯◯)を使ってカテゴリー分けする
    4. 1.4 フォロワー限定特典を発信してお得感を演出
    5. 1.5 自社サイトのURLを載せてサイトへの誘導を促す
  2. 2.エゴサーチをしてユーザーとコミュニケーションをとる2つの方法!
    1. 2.1 直接リプライ(返信)を送って好感度UP!
    2. 2.2 特定の商品に焦点を当ててリアクションをする

1.「ユーザーの目を惹くツイートをする」5つの方法!

ツイート

1. インパクトのあるツイートをして拡散してもらう

お客様にとって良いツイートであれば「いいね!(支持・同意を示す機能)」を、広めたいツイートであれば「リツイート(再ツイートをする機能)」をしたくなるものが多いほど、人の注目は集まって来ます。アカウントを取得してツイートするだけでは、ユーザーは注目してくれません。

また、宣伝や告知ばかりのアカウントは情報量が少なく、フォローする意味がありません。ツイッターには爆発的に影響を与える拡散力がありますので、そこを活用したツイートをしてみましょう。

【良い例】「通常50,000円のブランドバッグが本日限り5,000円!!」
【悪い例】「明日から月末まで毎日17時からハッピーアワー開催!!」

良い例のように、お客様が「おっ!」と思えるツイートであれば、他のユーザーにも拡散したい気持ちが高まるでしょう。
一般的な宣伝ツイートは目新しさが無く、タイムラインに流れてきても無視されてしまう場合があります。

海外メディアによると、リツイートがされやすい文字数は71文字から110文字とされており、ツイート文が短ければ短いほど、多くの人はさくっと読んでくれるようです。

1.2 日常にまつわるツイートもする

いつも宣伝や告知ばかりだと、つまらないと思われてフォローされないことも有りえます。
タイムリーな話題に沿った話であったり、リサイクルで高く買い取ってもらうためのコツであるなど役立つ情報を提供することも集客に繋がるようです。

政治関連の難しい話や、ニュースになっている事件のような暗い話題は避けたほうが無難でしょう。場合によっては注目されることもありますが、同時にリサイクルショップへの印象が悪くなる可能性も高いです。

【良い例】その時ツイッターで流行している話題、好きなもの(趣味など)の話題、お役立ち情報など
【悪い例】政治の話題、事件の話題、何かを批判するような内容のものなど

日常ツイートは不必要な話だと思いきや、案外注目してくれるユーザーは多いのです。それがツイッターの大きな特徴なのかもしれませんね。

1.3 ハッシュタグ(#◯◯)を使ってカテゴリー分けする

ハッシュタグを利用すると、特定のキーワードを調べているユーザーがツイートを見てくれる可能性が上がります。
ハッシュタグとは、ツイート本文に「#◯◯」という形で◯にキーワードを入れて投稿すると、関連するキーワードを検索したユーザーの検索画面にそのツイートが表示される、一種の検索カテゴリーです。

リサイクルショップに古いインテリアが入荷された場合、「#アンティーク」「#ヴィンテージ」など、魅力的なハッシュタグを添えてツイートすると、アンティークやヴィンテージ物に関心のあるお客様がツイートを見てくれます。

ただし、ハッシュタグをてんこ盛りにするのは逆効果。かえって見づらくなってしまいますので、使うハッシュタグの数はほどほどにしておきましょう。

1.4 フォロワー限定特典を発信してお得感を演出

ただツイートを見るだけなら、わざわざフォローをしなくても見れますよね。フォローしてまでツイートを見るということは、そのアカウントがお客様にとって有益である証拠。
フォロワー限定の特典、例えばクーポンなどをつけると、「せっかく貰ったクーポンだから、これを使ってお得に商品を買おう!」というように、ユーザーの購買意欲が促進される可能性が高いのです。

フォローしないと手に入らない情報を発信して、お得感を出していきましょう。

1.5 自社サイトのURLを載せてサイトへの誘導を促す

いくら便利なツイッターとはいえ、たった140文字で言いたいこと全てが言えるとは限りませんよね。
サイトの最新情報の概要を簡易的に140字以内にまとめ、リンクを添えて、後の詳細をサイトやブログに書き込めば、気になったユーザーはリンクを踏んでくれます。

リンクのURLがクリックされやすい文字数は120文字から130文字と言われているので、それを目安にしましょう。
ただし、頻繁にやりすぎるとBOT(機械)だと認識されてしまうので、タイミングを見計らってツイートするようにしてください。

2.エゴサーチをしてユーザーとコミュニケーションをとる2つの方法!

エゴサーチ

エゴサーチとは、インターネット上で自身の名前や店名を検索することをいいます。
エゴサーチをすることによって、店を利用したユーザーの感想などを見ることができるのです。

【エゴサーチの活用手順】

  1. 店名を検索する(ハッシュタグを利用して「#店名」で調べるでも良い)
  2. 該当するツイートのユーザーをフォローする

自分のツイートに対してお店からリアクションがあると、悪い気分にはなりませんよね。店のアカウントにフォローをされると親近感が湧き、「また行ってみようかな」という気持ちになります。こうして、お客様のリピート率を上げることが可能になるのです。

また、該当ツイートをいいね!してみたり、リツイートすることも効果抜群です。元からいたフォロワーに、知らなかった情報を間接的に教えるツールにもなりえます。
エゴサーチは既存・新規問わず、顧客を獲得できる手段と言えるでしょう。

2.1 直接リプライ(返信)を送って好感度UP!

ツイッターは、誰とでも会話ができるコミュニケーションツールの機能も併せています。質問・商品の感想などを気軽に送ることができる利点があるので、会話をすることで相手に身近な存在であることを認知させることも大切です。

例えば、あるユーザーがお店で商品を購入したツイートをしていたなら、「本日はご来店ありがとうございました!」「またのご来店をお待ちしています!」と返信するだけでも、お店への好感度は上がります。

また、「どんな商品が欲しいですか?」とお客様に向けて質問してみると、話題の商品情報を掴めるメリットもあります。さらに、その商品を入荷した旨をツイートするとユーザーの来店に繋がるでしょう。

このように、お客様との密な関係を築くことも集客への一歩です。

2.2 特定の商品に焦点を当ててリアクションをする

イチオシ商品を売りたいと思った時は、その商品を買ったお客様のツイートを中心にリアクションをしてみましょう。
普段はあらゆるジャンルに富んだツイートをしている中で、突如特定の商品に関する情報量が増えると、ユーザーはその商品に注目してくれます。

「最近頻繁に見かける商品は何なのか?」と気になり始め、自然と目で追ってしまうようになり、そして次第に自分も欲しくなってしまうようです。意図的にツイートの内容を変えてみることも集客力アップの近道と言っても良いでしょう。

しかし、エゴサーチで見つけたツイート全てにリアクションするとなると、とても手間がかかります。常にツイッターを見なくてはならない状況に陥ることも可能性としてはあるので、頻度を調整しておくといいですね。

以上のポイントを駆使し、ツイッターを上手に活用して、お客様をお店に呼び込みましょう。